さかな食堂

近況報告です。なんか作ったりどっか行ったりしたことを書ければいいなぁ。

明日会えたらその時は素直になれたらいいな

米津玄師「メランコリーキッチン」の歌詞の一部です。素直になれたらいいなぁ。

 

とっさに、好きな人が傷つかない方、ではなく自分が傷つかない方、を選び取ってしまうことばかりしています。自分の好意を示してそれを受け取ってもらえないことが怖くて、好きですよ、という態度が出せないのです。嫌がられたら、と思ってしまいます。

でも、好きじゃない人に好意を示されるのが億劫だとしても、それよりも、好きな人に好意を示してもらえない方が辛いことです。と考えるなら、相手の気持ちがわからないのなら好意は示しておくに越したことはないということになります。

そう思ってはいても、ビクビクしているうちに臆病に拍車がかかって、嫌がられたら、からさらにハードルが下がって、何も反応がなかったら、すらも怖がって好意が示せないようになってきているのです。でもそうこうしているうちに、逆に私が好きな相手の好意をスルーしてしまっていることが多々あるような気が後からしてきて、頭を抱えています。

 

 

という文章を6月の頭に書いたまま、下書き保存して置いていました。

今となっては上に書いた悩みはほぼ解消されて、読みながらあーそうだったな、と思い返しています。でもきっと、また上のような悩みに曝されることというのが幾度となく出てくるんじゃないかという気がしているので、そのまま残しておこうと、消さずに載せた次第です。

 

実を言うと先月末、好きな人に告白しまして、好い返事をいただいて、今はお付き合いさせてもらってます。

なかなかいい歳をして、恋人ができるのはこれが初めてです。今まで抱えていた「人と付き合うということはこういうことではないか」という数々の不安のほとんどは、付き合ってみたら解消されてしまって、とても楽しく過ごせています。

とはいえ何もなくてもいろいろぐちゃぐちゃと考えてしまう癖とずいぶん長く付き合っているので、最初の一週間は友達にこういうことが不安なんだけどという話を聴いてもらってはわぁわぁ泣いたりもしていましたが、そんな自分の内から生まれた不安を相手にしているよりも、生の相手の反応から気持ちをくみ取ることに集中した方がずっといいと思い切って、今はかなり安定したなと感じています。

 

他に付き合った経験がないので比較できませんが、多分相手の性格との相性か、とても楽に一緒にいられるので驚いています。

人と付き合うことがあったら、できるだけ思うことを素直に伝えようとずっと思っていて、今それができているのがすごく嬉しいです。壁を作らなくていいというのがこんなに肩肘張らなくていいことなんだと知れただけでも、付き合ってよかったと思います。

ただ、今は相手の望んでいることや気持ちに集中していますが、これが今度自分に目が向いたとき、またうんうん悩むことになるんだろうな、という予感がしています。

近頃自分がどういうところでうじうじするのかわかるようになってきて、変な感じです(笑)

 

今度三連休の夏休みをもらうのですが、そのうちの一日に初めて休みが被る日があるので、二人で京都に行こうと言っていて、自分の好きな街を一緒に歩けるのがすごく楽しみです。

今まで見聞きしてきたあらゆる恋愛をうたったフィクションや歌に出てきたシーンやワードが、ああこういう感じか、とふと理解できるようなことがちょくちょくあって、この歳になって初めて恋愛らしい恋愛をするというのも面白いもんやなぁと思ったりしています。

 

と、ここまで書いて読み返してみたら、のぼせあがったこと書いてて変な笑いが出ました、、

悩み事が出てきたら何書いとんねんと思うのでしょうが、最終的には全部いい思い出っすわと思えるように頑張りますん。