さかな食堂

近況報告です。なんか作ったりどっか行ったりしたことを書ければいいなぁ。

夢について

昨晩見た夢について。なんだか印象的な夢だったので。

 

私は、同窓会のようなものに参加するために地元に帰ってきていました。

それも、合同同窓会?のようなもので、地元と言っても広範囲から同じ年の人たちが集まってきていて、全く知らない人たちもいます。

あれだけ広範囲の同窓会なら中学や高校の同級生がいてもおかしくなかったのですが、なぜか出会うのは小学校のときの同級生だけでした。

 

正確には、同窓会というより、みんなで過去を振り返るためのイベントだったように思います。その場ではみんな、今どうしてる、という話は全くしていませんでした。

とても個性的な人がたくさんいて、地元にもこんなに変わり者で突き抜けていて面白い人がたくさんいたのか、私は何を見ていたんだろう、と思っていました。

何人かの知らない人たちと行動を共にするグループを組みました。中には私の小学校の同級生と昔馴染みだという人もいて、知らないところで彼にはこんな繋がりがあったのか、などとなんだか感心していました。

 

私は、振り返りもそこそこに、せっかく地元に帰ってきたのだから、早く家に帰って家族とゆっくりしたいと思っています。

姉も帰ってきていて、私も知っている姉の友人がこっちまで遊びにきているから、一緒にカラオケでも行かないかとLINEが飛んできていて、私は行きたくて仕方ないのですが、イベントは間延びしていてなかなか帰れそうにありません。

昼くらいには帰って家族とご飯に行こうと言っていたのに、だんだんと夕方になっていって、私は悲しくなっていきました。そろそろカラオケも切り上げてお母さんたちと晩ご飯に行くから、私にも早く帰ってくるようにというLINEが飛んできて、私はとにかくそこを去る方向に話を持っていこうとします。

 

しかしなかなか帰れません。メンバーとはぐれてしまい、さっきまで回っていた場所に戻ってみれば、さっきはイベントの一環だったからよかったが、住人でもないのにあんまりほいほいとここに出入りするな、とそこの住人に叱られたりします。

途中同じ小学校の同級生に会い雑談していると、電話がかかってきて、見ると出ることのできない番号?だったのですが、同級生が「このタイプの携帯ならとれるんじゃないか」と言い出して、電話に出ました。最後の催しがあるから来い、という連絡でした。

 

行ってみるとメンバーもいて、大勢の人がまばらに集まっていました。薄暗い岩場のような場所で、私たちはそこで、たくさん生えたり置かれたりしている植物を指さし、この中で元々ここに自生している植物を当てろ、という指示を受けました。

挿し木されたらしい桜の小枝や、真っ白なフクロウがとまる大きな木や、鉢植えの植物や、その辺に生えていそうな野草や、ごちゃっといろんな植物が集められていて、早く帰りたい私はとにかくそれにさっさと答えてイベントを終わらせ、打ち上げムードのメンバーに帰ることを告げてその場を後にしました。

 

何故か、大学の友人たちが迎えに来てくれていました。

帰りしな、イベントの実行委員会から、昔の思い出として紙の束を渡されました。20cm四方の正方形の紙が1mほど詰み重ねられた束で、私が授業中にプリントの端に描いた落書きなんかが印刷されていて、確かに自分を振り返るには丁度いいと思って持って帰ります。

何故か紙束の一番上には、大学の友人が私に対しての正直な思いを書き綴った作文のようなものがついていて、しみじみ読んでいたのですが、これはここで読むべきものではないと思い直して帰路につきました。

友人たちとはすぐに別れることになりました。みんなそれぞれの方向に帰る電車に乗っていきます。

最後に、唯一方向が同じ電車に乗る友人と並んで歩きながら、死のイメージについて話していました。私は、オフィスの真ん中で倒れるか、道路の真ん中で車に轢かれるというのが自分の持つ死のイメージだ、と言い、そこで目が覚めました。

 

 

自分の夢について意識を持つようになると夢の方も必ずそれに呼応してきて、いろんな自分のことを教えてくれる、という話を最近聞いたので書いてみました。

自分でもわけがわかりませんが、目覚めたときは大事なものと別れてきたような物悲しさがちょっとだけあり印象的でした。