さかな食堂

近況報告です。なんか作ったりどっか行ったりしたことを書ければいいなぁ。

新しいこと。

大変だ、半年以上書いていない。

半年のうちに、特に新年明けてからはいろいろあったんですが、もはや拾いきれない気しかしないので最近のことを書きます。思い出したらそのときに書こう。

 

蟲師

去年の年末くらいから蟲師を見始めて、とっぷり好きになりました。

だいぶん前、大学生のころに姉に勧められて数話だけ見ていたんですが、空気感は好きなもののなんとなく気のりせずにそのままほったらかしにしてました。そして急にその気になって見始めてみて、もしこの作品をあの頃見ていたら、今頃違った見方や価値観が育っていたかもしれない、なんて思いました。

でも一方で、今見てよかったのかも、なんてことも思います。

最近は自分を変えてくれる衝撃というのが少なくなってきていて(不安定さを恐れて無意識に大きい衝撃を避けているのかも)、心を根っこから支えて伸びていく方向を示してくれるようなものに飢えていたのですが、これはそういう数少ないものだなぁと。

何かと荒みがちだった気持ちをずいぶん癒してもらいました。

 

◆弱虫ベダル

遅ればせ~~ながら好きになりました。かなり前にハイキューと弱虫ペダルを4巻ずつ買う、というお試し大人買いをして最初だけ知っていたんですが、ちょうど4巻までで話の切りがよくて、そのままにしてました(二回目)

そして流行りに流行っているのを横目に見ながらじわっと続きを買いだしたのが少し前で、今では最新刊まで追いつきました。面白い。

好かれやすいものに傾倒しがちな昨今の作品には珍しい、キャラに人間の重みがある、非常に熱い話で、出てくる人出てくる人、みんなじわじわ好きになっていくので大変です。巻島・東堂の熱いライバル戦に感動し、御堂筋のギリギリなのに確固たる精神に衝撃を受け、荒北のすべてを使って前に進む、前だけを見る生き方に憧れ、一番最近では手嶋の当り前のことを実践し続ける、苦しさから逃げたくて逃げたくてでも絶対に退かない心の強さに胸打たれています。

こんなにリアルな情動に迫る話に出会えるなんて嬉しいです。そしてここまでみんな違うものを見て生きているんだな、こんなに世界は人によって違った色をしているんだなと感じられる漫画というのもなかなかないと思います。作者さんのものすごい引き出しの多さと描写力を感じます。

 

◆ロードバイク

そして弱ペダにハマってしまったがためにロードにも興味津々です。だってみんなすごくきつそうだけど楽しそうに乗るんだもの...

なかなか真剣に購入を考えていますが、今の自分の貯金だとかなり崩さないと買えない(号泣)

でも縁あって少しだけBianchiシクロクロスに乗らせてもらったんですが、気持ちいい!ぐいぐい進みます。やっぱりほしい...そのときはかなり私より体の大きい方のものに乗らせてもらったのでちょっと大変だったんですが、それでも気持ちよかったんだから、自分の体に合ったものに乗ったらきっともっと気持ちいいんだろうなと思うと...!

弱ペダ好きの女性でロード乗り出した、という方が多くてみんなすげえなほんと...

 

プラ板・レジン

それから、この二つも最近やり出しました。
レジンは前から興味があって材料やパーツだけは買っていたのですが、実際作るところまではなかなか進んでいませんでした。しかし本屋でプラ板の本を眺めているうちにプラ板くらい簡単なら、とやり出してみたらちょっと楽しくなってきて、ついでにレジンもちゃんとやり出したところです。掛け合わせて何か作れないかな~とも思っています。いろいろやってみたい。

 

まあやるとなったらいろいろやること!と自分でも思います。あと小説も久しぶりに読んでいます。恩田陸さんの「エンド・ゲーム 常野物語」をなんとなく買ったんですが、これが面白くてたまりません。小説で読むのが止まらない、というのは個人的に大変珍しいです。

こんな気持ちがずっと続いてくれることを祈ります。