さかな食堂

近況報告です。なんか作ったりどっか行ったりしたことを書ければいいなぁ。

夢と狂気の王国

今日は仕事がお休みでした。

何ヶ月か前からジブリのDVDを借りてきて見直していっているのですが、今日は魔女の宅急便を返しに行って、代わりにまだ見たことのなかったジブリのドキュメント映画「夢と狂気の王国」を借りてきました。


宮崎さんと高畑さん、鈴木さんをはじめ、あらゆる人が出会い、共に仕事をして、奇跡のように作品が生まれてきたんだなという、当たり前のことですがそんなことを考えながら観ていました。

一作品作り切ることは途方もない根気の連続で、それだけでも大変なことなのに、それをさらに傑作へと押し上げる情熱と努力は、私なんかには計り知れないものです。

いつかその一片でも体感できればいいな。そんな仕事、そんな生き方ができるようになりたいと、ジブリ作品を観ていると強く思います。


ジブリ現役世代に行きていて本当によかった!改めてそれを感じました。


本日、初めて米津玄師さんのライブを観て、聴いてきました。

ずっと行きたかったけどチケット取れなかった米津さんのライブ、山崎死闘編という対バンライブだったので出番は短かったですが、初めて目の前で歌ってるのを観ることができて本当に行ってよかったです。

トップバッターと聞いた瞬間、そして出てくる直前まで手が震えました。


詳しいことはまた後日書きます。明日は仕事なので、そしてとても眠いので、全身かきまくった汗をしっかり流してから寝ます。

おやすみなさい。

古きよきほにゃらら

こないだ急に思い立って、梅シロップを漬け出しました。瓶と梅と氷砂糖買ってきて、梅と氷砂糖交互に入れるだけ。

今3日目で、ちょっとずつ氷砂糖が溶けていって3センチくらいの砂糖水になってきました。こうやってゆっくりできあがるスローフード系作るの初めてで楽しいです^^

夏に梅ソーダ飲むのが楽しみです。

 

前に蟲師のことを書きましたが、その中に「野末の宴」という酒づくりに関わる話があります。それを見てると日本の古くからある食べものづくりへの関心が高まってきまして、何か作りたかったので嬉しいです。

 

それから、先日和歌山の龍神温泉に行ってきました。

車で行ったんですがものすごく山でした。ずっと山でした。温泉も山の中で、大きな窓から山が見えて綺麗でした。雨だったからなのか、地元の人と思しき人たちが数人しばらくいただけで、あとはずっと貸し切り状態だったのでめちゃくちゃゆっくりできました。寒かったんですが温泉が本当にあったかくて、雨の中の露天風呂もなかなかよいもので。

ただ車に弱いうえずっと山沿いのグネグネ曲がったアップダウンの激しい道だったので完全に車酔いしてしまい、一日中悪感がしてまして、車旅は向かないのを改めて痛感しました。帰りのSEで梅うどん食べてようやくましになりました。

景色はずっと綺麗だったので、ゆっくり楽しめなかったのが残念で、、

でも日帰り旅行らしい日帰り旅行だったのでよかったよかった。

 

新しいこと。

大変だ、半年以上書いていない。

半年のうちに、特に新年明けてからはいろいろあったんですが、もはや拾いきれない気しかしないので最近のことを書きます。思い出したらそのときに書こう。

 

蟲師

去年の年末くらいから蟲師を見始めて、とっぷり好きになりました。

だいぶん前、大学生のころに姉に勧められて数話だけ見ていたんですが、空気感は好きなもののなんとなく気のりせずにそのままほったらかしにしてました。そして急にその気になって見始めてみて、もしこの作品をあの頃見ていたら、今頃違った見方や価値観が育っていたかもしれない、なんて思いました。

でも一方で、今見てよかったのかも、なんてことも思います。

最近は自分を変えてくれる衝撃というのが少なくなってきていて(不安定さを恐れて無意識に大きい衝撃を避けているのかも)、心を根っこから支えて伸びていく方向を示してくれるようなものに飢えていたのですが、これはそういう数少ないものだなぁと。

何かと荒みがちだった気持ちをずいぶん癒してもらいました。

 

◆弱虫ベダル

遅ればせ~~ながら好きになりました。かなり前にハイキューと弱虫ペダルを4巻ずつ買う、というお試し大人買いをして最初だけ知っていたんですが、ちょうど4巻までで話の切りがよくて、そのままにしてました(二回目)

そして流行りに流行っているのを横目に見ながらじわっと続きを買いだしたのが少し前で、今では最新刊まで追いつきました。面白い。

好かれやすいものに傾倒しがちな昨今の作品には珍しい、キャラに人間の重みがある、非常に熱い話で、出てくる人出てくる人、みんなじわじわ好きになっていくので大変です。巻島・東堂の熱いライバル戦に感動し、御堂筋のギリギリなのに確固たる精神に衝撃を受け、荒北のすべてを使って前に進む、前だけを見る生き方に憧れ、一番最近では手嶋の当り前のことを実践し続ける、苦しさから逃げたくて逃げたくてでも絶対に退かない心の強さに胸打たれています。

こんなにリアルな情動に迫る話に出会えるなんて嬉しいです。そしてここまでみんな違うものを見て生きているんだな、こんなに世界は人によって違った色をしているんだなと感じられる漫画というのもなかなかないと思います。作者さんのものすごい引き出しの多さと描写力を感じます。

 

◆ロードバイク

そして弱ペダにハマってしまったがためにロードにも興味津々です。だってみんなすごくきつそうだけど楽しそうに乗るんだもの...

なかなか真剣に購入を考えていますが、今の自分の貯金だとかなり崩さないと買えない(号泣)

でも縁あって少しだけBianchiシクロクロスに乗らせてもらったんですが、気持ちいい!ぐいぐい進みます。やっぱりほしい...そのときはかなり私より体の大きい方のものに乗らせてもらったのでちょっと大変だったんですが、それでも気持ちよかったんだから、自分の体に合ったものに乗ったらきっともっと気持ちいいんだろうなと思うと...!

弱ペダ好きの女性でロード乗り出した、という方が多くてみんなすげえなほんと...

 

プラ板・レジン

それから、この二つも最近やり出しました。
レジンは前から興味があって材料やパーツだけは買っていたのですが、実際作るところまではなかなか進んでいませんでした。しかし本屋でプラ板の本を眺めているうちにプラ板くらい簡単なら、とやり出してみたらちょっと楽しくなってきて、ついでにレジンもちゃんとやり出したところです。掛け合わせて何か作れないかな~とも思っています。いろいろやってみたい。

 

まあやるとなったらいろいろやること!と自分でも思います。あと小説も久しぶりに読んでいます。恩田陸さんの「エンド・ゲーム 常野物語」をなんとなく買ったんですが、これが面白くてたまりません。小説で読むのが止まらない、というのは個人的に大変珍しいです。

こんな気持ちがずっと続いてくれることを祈ります。

 

わがままについて

仕事をするということは、わがままでいるということが許されません。自分のために、保身に動いているのがばれると糾弾されますし、大抵の場合それはばれます。大抵の人がそういう感情に覚えがあるからでしょう。

だからこの1年半、保身を考えそうになる場面でことごとくその考えを砕き、すり潰し、排斥する、という作業を折りに触れてやっていた記憶があります。

これはやりながら毎回、なんて人間的でない作業なんだろう、と呆然とします。頭で納得し、実際にこれを行動に浸透させるまでにかなりの戸惑いが生じます。周りの先輩がみんなこれを少なからず経験してきていて、だから私もやっているのだと思うのですが、正直、これが本当にやらないといけないことなのかどうかの疑問はいつまでもぬぐえません。仕事とはこれだけのことをしてまでやるべきことなのだろうか、と頭の片隅の見えないところで炎症が起こっているのを感じます。本当にそれだけ、人間的から反対を行く作業だと思います。

 

その反動というのか、日常生活では意識しないうちに我を通そうと必死になっている気がします。

判断を疑われる、というのはとても恐ろしいです。信じられていないのだな、と思うと腹立たしいし、悲しいし、なんでなんだ!と叫びたくなります。

私も私なりに考えているし、その結果導き出した答えに沿って行動しているのに、どうしてそんな疑うの、と。

そして後で冷静になって考えてみると、それはつまり考えが足りてないということなんだと気づくんですね。及んでいない、足りてない、方向が間違っている、なんらかの理由によって、言われていることを満たせていない。そういう、自分ではこれで落としどころがついている、と思っていた考えが、誰かによって間違っている!と暴かれるという構図のなんと不可思議なことだろうなと感じます。

いつの間に私はその誰かと同じ一点を目指すことになっていたのだろう、と。

これがつまり仕事では暗黙の了解になっているのでしょう。言わなくてもみんな同じ目的に向かっていかなきゃいけないことになっていて、そこから外れる行為、気づかずに外れてしまっている行為は非難していいことになっている。

これをそのまますんなり受け入れられる人と、そうでない人といると思います。私はどちらかと言うと後者です。

 

どこまでをわがままと言うんだろうなぁ、とかそういうことを考えます。

 

明日会えたらその時は素直になれたらいいな

米津玄師「メランコリーキッチン」の歌詞の一部です。素直になれたらいいなぁ。

 

とっさに、好きな人が傷つかない方、ではなく自分が傷つかない方、を選び取ってしまうことばかりしています。自分の好意を示してそれを受け取ってもらえないことが怖くて、好きですよ、という態度が出せないのです。嫌がられたら、と思ってしまいます。

でも、好きじゃない人に好意を示されるのが億劫だとしても、それよりも、好きな人に好意を示してもらえない方が辛いことです。と考えるなら、相手の気持ちがわからないのなら好意は示しておくに越したことはないということになります。

そう思ってはいても、ビクビクしているうちに臆病に拍車がかかって、嫌がられたら、からさらにハードルが下がって、何も反応がなかったら、すらも怖がって好意が示せないようになってきているのです。でもそうこうしているうちに、逆に私が好きな相手の好意をスルーしてしまっていることが多々あるような気が後からしてきて、頭を抱えています。

 

 

という文章を6月の頭に書いたまま、下書き保存して置いていました。

今となっては上に書いた悩みはほぼ解消されて、読みながらあーそうだったな、と思い返しています。でもきっと、また上のような悩みに曝されることというのが幾度となく出てくるんじゃないかという気がしているので、そのまま残しておこうと、消さずに載せた次第です。

 

実を言うと先月末、好きな人に告白しまして、好い返事をいただいて、今はお付き合いさせてもらってます。

なかなかいい歳をして、恋人ができるのはこれが初めてです。今まで抱えていた「人と付き合うということはこういうことではないか」という数々の不安のほとんどは、付き合ってみたら解消されてしまって、とても楽しく過ごせています。

とはいえ何もなくてもいろいろぐちゃぐちゃと考えてしまう癖とずいぶん長く付き合っているので、最初の一週間は友達にこういうことが不安なんだけどという話を聴いてもらってはわぁわぁ泣いたりもしていましたが、そんな自分の内から生まれた不安を相手にしているよりも、生の相手の反応から気持ちをくみ取ることに集中した方がずっといいと思い切って、今はかなり安定したなと感じています。

 

他に付き合った経験がないので比較できませんが、多分相手の性格との相性か、とても楽に一緒にいられるので驚いています。

人と付き合うことがあったら、できるだけ思うことを素直に伝えようとずっと思っていて、今それができているのがすごく嬉しいです。壁を作らなくていいというのがこんなに肩肘張らなくていいことなんだと知れただけでも、付き合ってよかったと思います。

ただ、今は相手の望んでいることや気持ちに集中していますが、これが今度自分に目が向いたとき、またうんうん悩むことになるんだろうな、という予感がしています。

近頃自分がどういうところでうじうじするのかわかるようになってきて、変な感じです(笑)

 

今度三連休の夏休みをもらうのですが、そのうちの一日に初めて休みが被る日があるので、二人で京都に行こうと言っていて、自分の好きな街を一緒に歩けるのがすごく楽しみです。

今まで見聞きしてきたあらゆる恋愛をうたったフィクションや歌に出てきたシーンやワードが、ああこういう感じか、とふと理解できるようなことがちょくちょくあって、この歳になって初めて恋愛らしい恋愛をするというのも面白いもんやなぁと思ったりしています。

 

と、ここまで書いて読み返してみたら、のぼせあがったこと書いてて変な笑いが出ました、、

悩み事が出てきたら何書いとんねんと思うのでしょうが、最終的には全部いい思い出っすわと思えるように頑張りますん。

 

お腹痛

「おふくつう」ではなく「おなかいた」と読むのが正解。イントネーション的に方言でしょうか?「板前さん」と同じイントネーションですが。

 

先週の火曜日にひどい発熱を起こしまして、体中が痛かったのですが、それが一日で引いたと思ったら強烈な腹痛だけが残りました。風邪だと思っていたのでその後遺症扱いして適当に過ごしていたのですが、どうも治りが悪く、そもそも発熱したのもひっくるめて急性腸炎だったのではないかという結論に至りました。

原因はいろいろ考えられるそうですが、おそらく食あたりかなと思います。その前日食べた手作りのハンバーグあたりがどうも怪しくて、今後ハンバーグを作るのに怖くて支障をきたしそうです。

胃も腸もズキズキして何を食べても痛いのですが、食欲は何故か普通にあったので、食べないのもなぁと控えめにしつつそこそこ食べていたらそれが悪かったらしく、仕事中に何度もお腹を抱えて動けなくなる日が出てきました。

幸い下してばかりで、食べなければそこまでひどくならない、と気づいてからは、朝ゼリー半分、昼うどん、夜は食べなかったりという日を何日か過ごしているうちにすっかり食が細くなってしまいました。さすがにまずいのですぐに食生活を戻したのですが、今までの半分くらいしか食べられない状態です。

腹痛はだいぶん良くなりましたが、まだ全快というのでもなく、食べると痛みがあって、食べても「満腹感」ではなく「胃が圧迫されて痛い、重い」という感じ。消化機能も低下しているのを感じます。もはや腹痛にも慣れてきてしまっているくらいなかなか治りません。早くいつも通りになればなぁと願ってやみません。

 

健康って大事だなぁとしみじみ思います。

あと必然で体が少しげっそりしたのですが、中学くらいからずっとぽっちゃりしている自分なので、鏡の前で久しく見ない体型を眺めながら、世の女性が一体どれだけ痩せているものなのかというのがしみじみ感じられました。みんな本当に食べているんだろうか。